専業主婦でもお金を借りるのにおすすめのカードローン5選!配偶者貸付を利用した借入方法を詳しく解説

専業主婦でもお金を借りられるカードローン
「専業主婦で収入がないけれどお金を借りる方法はあるのか」「申し込みや契約の際に夫の同意が必要だったらどうしよう」といった悩みを抱く専業主婦は少なくありません。

申し込み条件に「専業主婦でも申し込める」と明記されているカードローンであれば、収入のない専業主婦でも利用できます。

本記事では、お金を借りる方法が知りたい専業主婦に向けて、専業主婦が申し込めるおすすめのカードローン5選を紹介しました。

カードローンの審査通過率を上げるポイントと対策、利用する際の注意点も詳しく解説しているので、ぜひ参考にして自分に合う借入先に申し込みましょう。

本サイトが独自に調査した専業主婦でもお金を借りられるカードローン5選は以下の通りです。

Contents

専業主婦がお金を借りるときにおすすめのカードローン5選

カードローン 金利(年) 融資までの
最短時間
利用限度額 専業主婦の
申し込み
配偶者への
確認
無利息期間
楽天銀行
スーパーローン
1.9%~14.5% 最短当日 10万円~800万円 なし 最大30日間
セブン銀行
カードローン
12.0%~15.0% 最短翌日 10万円~300万円 なし
イオン銀行
カードローン
3.8%~13.8% 日数の公表なし 10万円~800万円 なし 最大30日間
PayPay銀行
カードローン
1.59%~18% 最短翌営業日 10万円~1,000万円 なし 最大30日間
ベルーナノーティスの
レディースローン
4.5%~18.0% 最短即日 1万円~300万円 あり 14日間

上記のカードローンは、いずれも専業主婦も申し込み可能と公式サイトで明記しています。

より自分に適したカードローンを選ぶなら、利用をする上で重視したいポイントを決めましょう。

例えば、日頃からセブンイレブンをよく利用しているならATMで便利にお金が借りられるセブン銀行カードローンが向いています。

最短当日融資に注目するなら楽天銀行スーパーローンが最適です。

それぞれのカードローンの特徴を比較しておすすめポイントも解説しているので、自分に合ったカードローンを選んで申し込みましょう。

楽天銀行スーパーローンは楽天銀行ユーザーなら24時間即時振込キャッシングが可能

項目 内容
金利 1.9%~14.5%
融資までの最短時間 最短即日
利用限度額 10万円~800万円
専業主婦は50万円
専業主婦の申し込み
配偶者への確認 なし
無利息期間 最大30日間

楽天銀行スーパーローンは申込条件に以下の通り記載されていて、主婦も申し込めて24時間の振り込みキャッシングも可能なカードローンです。

申込条件
以下の全ての条件を満たす方

満年齢20歳以上62歳以下の方(※1)
日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方(※2)

※1但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
※2当行が認めた場合は不要です


引用元:カードローン商品概要|楽天銀行公式サイト

家計管理を担う主婦にとって、病気や事故、冠婚葬祭といった不測の事態で出費が重なるのは頭が痛いものです。

楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行口座を登録すると24時間365日即時振込が可能なので、急な出費にも柔軟に対応できます。

楽天会員で日常的に楽天のサービスを利用している人なら、以下の特典が得られるのも嬉しいポイントです。

  • 楽天会員ランクに応じてスーパーローンの審査優遇
  • 金利優遇キャンペーンの適用

楽天銀行スーパーローンは、楽天会員ランクに応じて審査の優遇措置が受けられる、独自性のあるカードローンです。

楽天会員のランクが高い人は審査で有利になる可能性があるので、楽天銀行スーパーローンを優先的に検討しましょう。

申し込む時期によっては、新規契約時に金利優遇が適用されるのも見逃せないメリットです。

利息負担を減らしながら借り入れできるので、返済が不安な主婦も無理なく申し込めます。

緊急時に素早く対応できるカードローンを保有したい人や、日頃から楽天のサービスを活用している楽天会員は楽天銀行スーパーローンを選びましょう。

※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。

セブン銀行カードローンは申し込みから借り入れまでスマホアプリで完結できる

項目 内容
金利 12.0%~15.0%
融資までの最短時間 最短翌日
利用限度額 10万円~300万円
専業主婦の申し込み
配偶者への確認 なし
無利息期間

セブン銀行カードローンは申込条件に以下の記載がある、専業主婦も申し込めるアプリ完結のカードローンです。

専業主婦(主夫)の方でも条件を満たしていればローンサービスのお申込みが可能です。
ローンサービスの申込条件

その場合、ローンサービス申込時の勤務先情報の入力は不要です。
また、年収・入社年月日・保険証種類については、配偶者の方の情報を入力してください。

※ローンサービスのお申込みには審査があります。


引用元:よくあるご質問|セブン銀行カードローン

セブン銀行カードローンは、申し込みから契約までWeb上完了できるWeb完結が可能で、以下の手続きをする手間がかかりません。

  • 紙の申込書類への記入
  • 契約に関する郵送物の送付

郵送物を見られて借り入れがバレる例もあり、家族に知られず申込手続きを取りたい人にとって、契約に関する郵送物の送付をなしにできるのは見逃せないポイントです。

申込書類の記入不要

お申込みからご契約までWebで完結。スマホ、パソコンから簡単にお申込みいただけます。

引用元:はじめてのお借入れなら セブン銀行 カードローン|セブン銀行公式サイト

契約後はローン機能付帯のキャッシュカードが郵送されます。

券面がキャッシュカードなので、万が一家族にカードを見られてもカードローンの利用がバレるリスクは少ないです。

家族に内緒でカードローンを利用したい人は、セブン銀行カードローンを検討しましょう。

イオン銀行カードローンはイオン銀行ATMやコンビニATMの手数料0円

項目 内容
金利 3.8%~13.8%
融資までの最短時間 具体的な日数の公表なし
利用限度額 10万円~800万円
専業主婦の申し込み
配偶者への確認 なし
無利息期間 最大30日間

イオン銀行は申込条件に以下の通り明記されている、専業主婦も申し込めてATM手数料無料でも利用できるカードローンです。

申込条件
ご利用になれる方はご契約時の年齢が満20歳以上、満65歳未満の方が対象です。
ご本人さまに収入のない場合は、配偶者さまに安定かつ継続した収入が必要となります。

※ 専業主婦(夫)の方でご本人さまに収入がなく、配偶者さまに収入がある方のお申込みは限度額50万円までとなります。


引用元:イオン銀行カードローン|イオン銀行公式サイト

イオン銀行は、以下のATMの利用手数料が無料のため、借り入れや返済にかかるランニングコストを抑えられるのがメリットです。

イオン銀行ATM
イーネットATM
ローソンATM

カードローン利用時の一般的なATM手数料は110円~220円です。

10回返済するだけで1,100円~2,200円手数料が必要なので、イオン銀行カードローンはできるだけ負担を抑えて借り入れや返済をしたい人にぴったり。

常に手数料無料ではない提携ATMも、以下の通り手数料無料の時間帯が設けてあるので、利用する時間を工夫すれば手数料0円で利用可能です。

提携ATM 手数料無料の時間帯
みずほ銀行 平日8:45~18:00
三菱UFJ銀行 平日8:45~18:00
ゆうちょ銀行 平日8:45~18:00 祝日を除く
土曜日9:00~14:00
ろうきん 終日

金利や発生する利息だけでなく、借り入れや返済のランニングコストにも注目してカードローンを選びたい人は、イオン銀行カードローンに申し込みましょう。

PayPay銀行カードローンは初めての借り入れから30日間の無利息サービスが利用できる

項目 内容
金利 1.59%~18%
融資までの最短時間 最短翌営業日
利用限度額 10万円~1,000万円
専業主婦の申し込み
配偶者への確認 なし
無利息期間 最大30日間

PayPay銀行カードローンは、配偶者に安定した収入のある専業主婦が申し込み可能なカードローンです。

公式サイトにも以下のように記載されており、配偶者に安定収入があれば申込可能です。

申込条件
お申込時の年齢が20歳以上70歳未満の方
お仕事をされていて、安定した収入のある方
当社に普通預金口座をお持ちの個人の方)
一定の審査基準を満たし、当社の指定する保証会社SMBCコンシューマーファイナンス株式会社またはアコム株式会社の保証を受けられる方

出典元:商品概要|PayPay銀行

配偶者に安定した収入があればお申し込みいただけます。

引用元:よくあるご質問|PayPay銀行

PayPay銀行カードローンは、銀行カードローンでは数少ない無利息期間サービスが利用できるカードローンです。

無利息期間サービスは一定期間利息が発生しないサービスで、概要は以下の通り。

項目 内容
無利息期間 カードローンを契約中で過去一度もサービスの利用がない

10万円借りたとすれば、1か月で1,500円程度の利息負担の軽減が可能です。

PayPay銀行カードローンの無利息期間の起点日は新規契約日ではなく初回借入日なので、無利息期間を無駄なく利用できるのも嬉しいポイント。

急な出費に備えて契約のみしておきたい専業主婦も、無利息期間が減る心配なしに申し込めます。

カードローン選びのポイントとして無利息期間サービスを重視する人は、PayPay銀行カードローンを検討しましょう。

ベルーナノーティスのレディースローンは女性スタッフに相談できるので安心

項目 内容
金利 4.5%〜18.0%
融資までの最短時間 最短当日
利用限度額 1万円~300万円
専業主婦の申し込み
配偶者への確認 あり
無利息期間 14日間

ベルーナノーティスのレディースローンは公式サイトに以下の通り明記された、専業主婦でも申し込める女性スタッフによる対応が特徴のカードローンです。

申込条件

20~80歳までの安定した収入のある方で、当社基準を満たす方

引用元:レディースローン・キャッシング|ベルーナノーティス公式サイト

ベルーナノーティスでは、ご自身に収入なしの専業主婦の方もカードローン・キャッシングのお借入れが可能です。

※専業主婦の方のご契約にあたりましては、配偶者様のご同意が必要です。


出典元:専業主婦でもお金が借りれるキャッシング・カードローン|ベルーナノーティス公式サイト

ベルーナノーティスのレディースローンは、女性が安心してお金の相談をできる「女性専用ダイヤル」を設置しているのが大きな特徴です。

カードローンの利用や申し込みに関する悩みや不安があっても、以下の理由から金融機関に相談する勇気が持てない専業主婦は少なくありません。

金融機関にお金を借りる相談をするのは怖い
電話をかけて男性スタッフに対応されるのは避けたい
返済の相談をしたら呆れられたり怒られたりしそう

ベルーナノーティスのレディースローンの女性専用ダイヤルは、上記のような悩みや不安を持つ人が安心して相談できるよう女性オペレーターによる親身な対応を行っています(※)

カードローンの利用に関して契約前後のサポート体制やオペレーター対応を重視する人は、ベルーナノーティスのレディースローンを検討しましょう。

※混雑時は男性スタッフが対応するケースがあります。

ベルーナノーティスを利用する際は配偶者の同意が必要

ベルーナノーティスは消費者金融のため、本来は収入のない専業主婦への融資ができません。

ベルーナノーティスで専業主婦が借りられるのは、配偶者の収入と合算する方法を利用したときのみです。

配偶者に内緒での申し込みはできないため、同意が得られる専業主婦はベルーナノーティスに申し込みましょう。

専業主婦がお金を借りるなら総量規制の対象外となる銀行カードローンがおすすめ

専業主婦がお金を借りるなら、貸金業法総量規制の対象外となる銀行カードローンがおすすめです。

総量規制とは、貸金業者からの借入総額を年収の3分の1までに制限する規制を言います。

借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。

引用元:貸金業法Q&A|金融庁

貸金業者に分類される以下の金融機関が提供するカードローンは総量規制の対象となるため、年収が0円の専業主婦は利用できません。

  • 消費者金融
  • 信販会社
  • クレジットカード会社

銀行カードローンは貸金業法ではなく銀行法が適用されるので、専業主婦でも申し込み可能と記載されていれば本人の意思で申し込めます。

ただしすべての銀行が専業主婦への借り入れを行っているわけではなく、専業主婦が利用できる銀行は少ないです。

本記事で紹介した以下の銀行なら、専業主婦への融資に対応しています。

  • セブン銀行カードローン
  • イオン銀行カードローン
  • PayPay銀行カードローン

専業主婦が借り入れを希望するなら、専業主婦への融資も可能と明記している銀行カードローンに申し込みましょう。

配偶者の同意が得られるなら配偶者貸付も利用可能

貸金業者で借り入れを希望する専業主婦は、配偶者の同意が得られるなら、総量規制の例外貸付けに該当する配偶者貸付制度に対応したカードローンも利用可能です。

配偶者貸付制度

申込者本人と配偶者の収入を合算して、年収の3分の1までの借り入れを可能とする総量規制の例外制度です。

例えば妻が専業主婦で夫の年収が300万円のケースでは、上限100万円の借り入れが可能となります。

配偶者貸付制度に対応したカードローンの利用にあたっては、以下2つの注意点があります。

  • 配偶者の同意書の提出が必要
  • 配偶者貸付制度が利用できるカードローンの数が少ない

配偶者貸付制度は以下の書類の提出が必要で、配偶者の同意がなければ利用ができません。

  • 配偶者の収入を証明する書類
  • 夫婦間の身分関係を証明する公的書類
  • 配配偶者貸付の締結に関する配偶者の同意書
  • 信用情報の提供などに関する配偶者の同意書

配偶者貸付制度を行っているカードローンへ申し込む際は、申し込み前に配偶者に同意してもらい必要書類を準備しておきましょう。

配偶者貸付制度に対応したカードローンは少なく、借入先選びも難しいです。

以下の大手消費者金融カードローン5社は配偶者貸付制度に対応していないので、専業主婦は申し込みができません。

アコム
アイフル
プロミス
レイク
SMBCモビット

「ベルーナノーティスのレディースローン」以外で対応している消費者金融はほとんどありません。

配偶者の同意が得られるのであれば、ベルーナノーティスのレディースローンを利用しましょう。

専業主婦がカードローンの審査を通過するために押さえておくべきポイントと対策

専業主婦がカードローンの審査に通るために押さえておくべきポイントと対策は、以下の6つです。

  • 審査のハードルを上げないよう借入限度額は少額で申告する
  • 短期間に複数の他社金融商品に申し込みをしない
  • 申込フォームに世帯収入を入力する際に虚偽申告をしない
  • 他社借入件数や借入残高が多いと審査通過が難しい
  • 長期滞納や債務整理の履歴があれば審査落ちの可能性がある
  • 審査状況によっては収入証明書の提出が必要になる

上記のポイントと対策は、審査において「返済能力や信用力が足りない」と判断されないためのものです。

収入のない専業主婦が高額の借り入れを希望すると、返済が難しいと判断されます。

短期間に複数の申し込みをすると、お金に困っていると思われ返済能力を疑われがちです。

虚偽申告をすると信用を失って借り入れができません。

他社借入状況や過去の返済状況に問題がある専業主婦も審査に通りにくいです。

申込前の段階で審査通過のポイントを確認し、適切な対策や手続きが行えるよう準備を整えましょう。

審査のハードルを上げないため借入限度額は必要最低限にする

カードローンは申し込みの際に希望借入限度額を申告しますが、希望額は必要最低限に設定するのが重要です。

カードローンの審査では「希望する借入限度額に見合った返済能力を有しているか」が重視され、希望額が高いほど以下の理由で審査の難易度が上がります。

返済能力や信用力の調査が慎重に行われる
銀行カードローンの自主規制に抵触する可能性がある

借入限度額が大きいほど金融機関が貸し出す金額も大きくなり、金融機関側が負う貸し倒れリスクは上昇します。

貸し倒れとは、金融機関が貸したお金を回収できなくなる状態です。

金融機関側は貸し倒れや滞納のリスクをできるだけ抑える必要があるため、希望借入限度額が高いほど申込者の返済能力や信用力の調査を綿密に行い、通過可否を慎重に判断します。

多くの銀行カードローンは借入限度額の設定に関して「年収の2分1~3分の1」に制限する自主規制を実施。

借入限度額の希望額が大きいと、規制に抵触しないかも詳しく調査されます。

銀行カードローンの自主規制については、金融庁によって以下の調査結果が公表されました。

9割超(114/120 行)の銀行が、何らかの融資上限枠を設定しており、さらに、このうち8割強(97/114行)の銀行が、自行・他行カードローン及び貸金業者貸付を勘案して年収の2分の1又は3分の1を上限とする等、融資審査態勢の改善に向けた動きが進んでいる。

出典:銀行カードローンのフォローアップ調査結果について|金融庁

専業主婦は自身に収入がなく、家計を元に借り入れする仕組みで、返済能力は低いとみなされがちです。

イオン銀行カードローンの商品概要を確認すると、通常の利用限度額800万円に対して、専業主婦が借りられる金額は50万円までに制限されています。

カードローンの審査通過の可能性をできるだけ高めるためにも、借入限度額は10万円を目安として必要最低限に抑え、審査のハードルを上げないようにしましょう。

短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込みをしない

カードローンの審査に通過するには、短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込むのは避けましょう。

審査ではローンやクレジットの申込履歴が確認されますが、短期間に複数の金融商品に申し込んだ履歴があると審査に落ちる可能性が高くなります。

短期間に複数の金融商品に申し込む状態を多重申し込みと言い、以下の理由で審査落ちの原因となりやすいです。

短期間に複数の借入先が必要なほどお金に困っていると判断される
将来的に多重債務者になる可能性があると見なされる
審査に通る自信がなく多重申し込みをしていると判断される

金融機関から見ると、多重申し込みをしている事実があれば「申込者はお金に困っている」と判断する材料となります。

短期間に複数の金融商品に申し込むと「お金に困っている=返済能力や信用力が低い」と判断され、審査に落ちやすくなると覚えておきましょう。

カードローンやクレジットカードに申し込むと申込履歴が信用情報機関に6か月間登録されます。

カードローンの審査では必ず信用情報機関へ信用情報の照会が行われるので、申込履歴を偽ったり隠したりするのは不可能です。

信用情報は個人がカードローンやクレジットカードを利用した履歴に関する情報で、信用情報機関に保管されています。

返済能力を疑われないためにも、多重申し込みは避けて1社ずつ申し込みましょう。

申込書の世帯収入欄を記入する際に虚偽申告をしない

カードローンの申し込みの際、世帯収入欄に嘘の数字を記入するのは絶対にやめましょう。

審査に不安を感じ「世帯収入を水増しして申告した方が審査で有利になるのでは」と考える人は少なくありません。

しかし審査では提出書類の確認や信用情報の照会といった調査で世帯情報を詳しく調べるので、虚偽申告をしてもほぼ確実に発覚します。

虚偽申告が発覚すると、以下の理由から審査通過が困難になります。

嘘をつく申込者とは信頼関係が築けないと判断される
信用情報機関の情報と食い違いがある点に疑いを持たれる
返済能力の低さを隠す考えがあったと見なされる
詐欺未遂といった違法行為を疑われる

虚偽申告が審査落ちの原因となるのは、正確な情報を申告しない人物は金融取引で最も重要な「信用」がなく、貸倒れリスクが高い申込者と判断されるからです。

法的リスクの問題もあり、「虚偽申告の内容が悪質」と判断されると、詐欺未遂といった犯罪の可能性を疑われるケースも。

虚偽申告は審査通過の可能性を上げるどころか、審査落ちの原因となるため、申込フォームに記入する際はありのままの情報を正直に申告しましょう。

他社借入件数や他社借入が多いと審査に通らない可能性が高い

他社借入件数や他社借入残高が多すぎると、返済能力に問題があると判断されて審査通過が難しくなります。

借入件数や借入残高が多いと審査で不利になる理由は以下の通りです。

他社借入件数が多い
  • 自転車操業の疑いが持たれる
  • 将来的に多重債務者になる可能性が高いと判断される
  • 金融機関1社から十分なお金を借りるだけの信用がないと判断される
他社借入残高が多い
  • 滞納や返済不能による貸倒れリスクが高いと見なされる
  • 病気や失業などの緊急時に返済不能に陥る可能性が高いと判断される

カードローンの審査で返済能力や信用力が詳しく調査されるのは、申込者に滞納や貸し倒れのリスクがどの程度あるか判断するためです。

借入件数が多い人は返済のために新たな借り入れを繰り返す自転車操業を疑われる可能性も。

専業主婦はもともと家計を元に借り入れをしていて、返済能力が低く見積もられるため、近い将来延滞すると思われて審査に通りません。

1社から高額の借り入れができる人は複数社から借り入れをする必要がないため、何件も借り入れをしている人は信用が得にくいです。

借入残高が多い人も今後の返済に無理が出ると予想され、審査に通りません。

すでに他社借入件数や借入残高が多い人は、借入件数と残高を減らす対策をしてからカードローンに申し込みましょう。

毎月の約定返済とは別に、お金に余裕があるときに任意の金額を繰り上げ返済する随時返済をすると、申し込みまでに借入件数や借入残高を減らせます。

新たな借り入れの目的が返済なら、2社以上の借り入れをまとめて一本化するおまとめローンを契約すると、返済しやすい状態になる可能性も。

おまとめローンは追加の借り入れができない商品で、返済に集中したいときに最適です。

カードローン申込前にできる限り借入件数や借入残高を減らし、審査通過の可能性を高めましょう。

信用情報機関に長期滞納や債務整理の情報があると審査に通らない

信用情報機関に長期間の滞納や債務整理の情報が登録されていると、返済能力や信用力に疑いが持たれて審査通過はほぼ不可能です。

61日以上または3カ月以上の長期滞納や、債務整理の情報が審査落ちの原因となる理由は、以下の通りです。

返済遅れを繰り返す恐れがあると見なされる
将来的に返済不能に陥る可能性があると判断される

信用情報機関に長期滞納や債務整理の情報が登録されていると、金融機関は申込者を「過去に重大な返済トラブルを起こした人物」と見なします。

新たに融資をしたとしても、滞納や貸し倒れのリスクがとても高いと判断され、審査に通りにくいです。

長期滞納と債務整理の情報は信用情報機関に「異動情報」として登録され、異動情報の登録期間は審査通過が困難に。

異動情報が信用情報機関に登録される期間は、返済トラブルの内容や借入先の金融機関、登録される信用情報機関によって異なります。

原則5年間、債務整理のうち自己破産を選んだ人は最長7年間記録が残っている可能性も。

過去に長期滞納や債務整理をした経験のある人は、カードローン申込前に異動情報が残っていないか信用情報機関に情報開示をして確認しましょう。

異動情報が残っていないと分かれば、申し込んだとき審査に通る可能性があると判断できます。

情報開示の方法は、信用情報機関の公式サイトで最新の情報を確認しましょう。

株式会社シー・アイ・シー(CIC)
株式会社日本信用情報機構(JICC)
一般社団法人 全国銀行協会(KSC、JBA)

審査の状況によっては収入証明書の提出が必要になるケースもある

貸金業者のカードローンに申し込む際、以下の条件に当てはまらなければ収入証明書の提出は不要です。

貸金業者1社の利用限度額が50万円を超える
複数の貸金業者からの借入金額の合計が100万円を超える

銀行カードローンは独自の判断を行っていて、一律でのルールはありません。

多くの銀行カードローンで、利用限度額が50万円を超えるときに収入証明書の提出を求められます。

ただし審査の状況によっては、上記に当てはまらなくても提出が求められるケースもあります。

配偶者に内緒で銀行カードローンに申し込みたい人は、収入証明書の提出が求められたときに、書類提出のせいで配偶者に申し込みがバレないよう対策があります。

申し込みから契約までWeb上で完了できるWeb完結申込のカードローンを選択し、収入証明書を画像データで提出するとバレにくいです。

本記事で紹介した銀行カードローンは、すべてWeb完結申込に対応しています。

借入希望額を少額にすると提出を求められない可能性が高いため、できる限り低い金額で申し込む対策も効果的です。

収入証明書の提出が求められた際、提出ができないとカードローンの契約を結べる可能性はほぼありません。

申込段階で収入証明書の提出が必要なくても、金融機関から提出が求められたときに慌てず対応できるよう、事前に書類提出の準備を整えましょう。

専業主婦がカードローンを利用する際に気を付けるべき5つの注意点

専業主婦がカードローンの利用を検討する際に注意したいポイントは以下の5つです。

  • 審査が甘く必ずお金が借りられるカードローンは存在しない
  • 専業主婦が即日融資を受けるのはとても難しい
  • 専業主婦は収入がないので借入限度額が低くなるケースが多い
  • 配偶者貸付を利用する際は配偶者の在籍確認が行われる
  • 滞納すると督促によって家族に利用がバレる可能性がある

専業主婦は本人に収入がないので、「利用限度額が少額になる」「最短即日融資が難しい」と制限を受ける傾向にあります。

審査も甘くはなく、配偶者貸付制度を利用するなら配偶者の在籍確認が欠かせません。

家族にカードローンの利用を知られたくない人は、利用がバレるきっかけになる郵送物や電話にも気を配る必要があります。

カードローンの利用に関する注意点を把握して、契約後に「こんなはずではなかった」と後悔しないための対策を取りましょう。

審査が甘い必ず借りられるカードローンは存在しない

専業主婦が利用できるカードローンに、審査が甘く必ず借りられる商品は存在しません。

正規の金融機関が提供するカードローンは銀行法や貸金業法に基づきサービスが提供されているので、審査で必ず返済能力の調査や信用情報の照会が実施されます。

審査が甘くないと言える理由は、返済能力の調査や信用情報の照会で以下の項目が詳しく調べられるからです。

属性情報
安定した収入の有無
信用情報
他社借入状況

属性情報は職業や年収、雇用形態など申込者本人に関する個人情報です。

毎月収入を得ていなければ返済が難しいため、専業主婦が申し込むときは配偶者の収入の安定性が問われます。

収入の途絶える月がある、月々の収入額が大きく変動するといったときは審査に通りにくい傾向です。

詳しい調査が行われるのは、金融機関が貸倒れリスクを回避するためだけでなく、利用者が不利益をこうむる過剰貸付を防止する目的もあります。

広告等で「審査が甘い」「必ず借りられる」といった利用者の心理をついた文言を使う業者は違法業者の可能性が高いので、絶対に利用しないようにしましょう。

高額な利息請求や申込時に提出した個人情報の悪用といったトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

審査を実施している金融機関に申し込み、安全にカードローンを利用しましょう。

※ 参考 違法な金融業者にご注意!|金融庁

専業主婦が即日で融資を受けるのは現実的に難しい

専業主婦がカードローンに新規申込したとき、最短即日融資を受けるのは以下の理由で難しいです。

専業主婦も融資対象の商品は大手消費者金融カードローンと比較して融資スピードが遅い
専業主婦は本人に収入がないため審査に時間がかかる傾向にある

大手消費者金融カードローンは審査にかかる時間が短く、最短即日融資に対応していますが、専業主婦は申し込みできません。

専業主婦が申し込める銀行カードローンの多くは最短即日融資に対応していないので、即日融資を受けるのは難しいです。

専業主婦が申し込める銀行カードローンの融資までの最短時間を比較した結果は以下の通り。

カードローン 融資までの最短時間時間
楽天銀行スーパーローン 最短当日
セブン銀行カードローン 最短翌日
イオン銀行カードローン 1日数の公表なし
PayPay銀行カードローン 最短翌営業日

上記の中で楽天銀行スーパーローンは最短即日の融資が可能です。

ただし公式サイトには以下の記載があり、実際に最短即日で融資されるケースはそれほど多くないと推察されます。

※ 審査の時間、審査結果の案内について最短当日~2営業日のお時間をいただいております。
お手続きの状況等によってはさらにお時間がかかる場合があります。

引用元:楽天銀行 カードローン|楽天銀行公式サイト

カードローンの利用を検討する際は、申込から融資まで数日程度の時間がかかると想定して手続きするタイミングを決め、余裕をもって借りましょう。

専業主婦は収入がないため借入限度額が少額になるケースが多い

専業主婦は本人に収入がないので、借入限度額が少額に設定されるケースがほとんどです。

銀行カードローンは借入限度額の上限が数百万円と高額ですが、専業主婦が契約をする際は50万円程度が一般的。

例えばイオン銀行カードローンは、専業主婦の借り入れは上限額が50万円までと明記しています。

※ 専業主婦(夫)の方でご本人さまに収入がなく、配偶者さまに収入がある方のお申込みは限度額50万円までとなります。

引用元:カードローンはどうやって申込むの?|イオン銀行公式サイト

あくまで借入限度額の上限が50万円で、実際に適用される借入限度額は50万円より低いケースが少なくありません。

銀行カードローンの多くは10万円単位で借り入れでき、最も少ない10万円の限度額が設定される可能性もあります。

新規申込の際は借入限度額が少額に設定される点を理解し、借り入れできる金額の大きさに過度な期待をするのは控えましょう。

配偶者貸付を利用する場合は配偶者の在籍確認が実施される

配偶者貸付に対応したカードローンに申し込む際は、配偶者の在籍確認が実施されるルールです。

配偶者貸付制度は利用にあたり配偶者の同意が必要で、金融機関によってはさらに配偶者の勤務先へ電話による在籍確認が実施されるケースもあります。

専業主婦の方であっても、基本的に配偶者様の在籍確認なしでカードローンのご利用はできません。しかし、お電話での在籍確認に不安がある場合はオペレーターにご相談ください。柔軟に対応いたします。

引用元:専業主婦でもお金が借りれるキャッシング・カードローン|ベルーナノーティス公式サイト

配偶者の勤務先へ電話で在籍確認をしてほしくない人は、申し込みの段階で金融機関に相談し、書類による在籍確認に切り替えてもらえないか相談しましょう。

収入証明書類の提出で企業名が確認できれば、代替してもらえる可能性もあります。

在籍確認の電話も書類の提出もできないと、審査通過は難しいです。

配偶者が働いている事実を証明できる体制を整えてから、申し込みを始めましょう。

滞納をすると督促によって家族に利用を知られる可能性が高くなる

家族に内緒でカードローンを利用したい専業主婦は、滞納によって督促の連絡が来ないよう、毎月必ず返済しましょう。

銀行カードローンの中には自宅への郵送物の送付や電話連絡が来ないよう手続きできるものもありますが、滞納の連絡に関しては完全に止める方法がありません。

督促の連絡がきっかけで家族にカードローンの利用を知られないために、以下の滞納対策を取りましょう。

  • 毎月必ず返済ができるようカードローンは計画的に利用する
  • 返済忘れを防ぐため返済方法は口座振替を選択する
  • 返済日を忘れないようメールやアプリの通知を活用する
  • 返済が遅れそうなときは、事前に金融機関へ相談する

無理なく返済を継続できるだけの金額を借りると、滞納が起こりにくいです。

お金を借りるなら完済までの返済計画をしっかり立て、毎月必ず返済ができる目処が立ってから借り入れしましょう。

自分で利息も含めた返済額を計算するのは難しいため、カードローンの公式サイトに用意されている返済シミュレーションを活用すると分かりやすいです。

うっかり返済を忘れないよう、自動的に指定口座から返済額が引き落とされる口座振替を利用するのも有効な手段。

金融機関が提供している「返済日お知らせ機能」といった、メールやアプリの通知機能を活用すると、忘れていた返済日を思い出しやすいです。

事情があって一時的に返済が遅れそうなときは、返済予定日前に金融機関へ相談すると、その月の返済日や返済額の変更に応じてもらえる可能性も。

返済日を過ぎると督促を受けるため、返済日が来るまでに連絡を取る必要があります。

家族に内緒でお金を借りたい人は、滞納を絶対に起こさない心構えでカードローンを利用しましょう。

専業主婦がカードローン以外でお金を安全に借りる方法

専業主婦がカードローン以外の方法で安全にお金を借りたいときは、以下の4つの制度やサービスを利用しましょう。

  • 生命保険の契約があれば契約者貸付制度を活用する
  • 定期預金があるなら定期預金担保貸付を活用する
  • 生活に困窮している人は生活福祉資金貸付制度に申し込む
  • 装飾品や家電を担保にできるなら質屋でお金を借りる

解約返戻金のある生命保険を契約していれば、契約者貸付制度で借り入れできます。

定期預金を解約したくないときは、定期預金担保貸付がぴったり。

生活に困っているときは公的融資制度も利用でき、不用品があれば質屋での借り入れも可能です。

上記の方法はすべて正規の金融機関のサービスや公的な支援制度で、安全にお金が借りられます。

カードローンが不安、審査に通らないといった専業主婦がお金を借りるなら、自分が利用できる方法を選びましょう。

生命保険の契約がある場合は契約者貸付制度を活用する

生命保険の契約がある人は、契約者貸付制度を活用しましょう。

契約者貸付制度は生命保険の契約者が一時的にお金が必要になった際に、解約返戻金を担保として保険会社から一定の範囲内でお金を借りられる制度です。

貯蓄性の高い以下の保険を契約していると、解約返戻金が受け取れます。

  • 養老保険
  • 終身保険
  • 学資保険
  • 個人年金保険

契約者貸付制度は保険を解約する必要がなく、万が一に備えながら必要なお金を用意できます。

契約者貸付制度で借りたお金の資金使途は原則自由で、設定された限度額内であれば、何回でも借り入れ可能です。

利用の際の注意点には以下があり、返済期間が長期にわたるとデメリットが生じる可能性もあります。

  • 完済するまで利息がかかる
  • 利息が複利で計算される
  • 返済日が決まっていないので計画的な利用が必要
  • 元利金が解約返戻金を超えた場合、保険契約が失効するおそれがある

契約者貸付制度を利用すると、元金に利息を加えた金額を返済する必要があります。

利息は複利で計算され、明確な返済日が設定されないため、無計画に利用してしまうと利息が膨らみ返済が難しくなる恐れも。

長期間返済を行わず元金と利息が返済返戻金を超えた場合は、保険契約が失効するケースもあります。

契約者貸付制度を活用する際は、自分で最終返済日を設定した返済計画を立て、計画に沿った返済を確実に実行しましょう。

定期預金があるなら定期預金担保貸付を利用する

定期預金がある人は、定期預金を担保として金融機関から一定の範囲内でお金を借りる、定期預金担保貸付を利用するのも1つの手段です。

金融機関にとって貸倒れリスクがほぼないため、定期預金担保貸付は低金利、原則審査なしで利用できます。

即日融資が可能なケースも多く、病気や失業などの不測の事態や緊急時にも柔軟に対応できるのも嬉しいポイントです。

将来に備えて定期預金を残したまま必要なお金を用意でき、普通預金の残高以上の金額を引き出すと自動的に借りられる利便性の高さもメリット。

ただし返済期日までに返済をしないと、担保となる定期預金が解約され元利金と相殺されてしまいます。

定期預金担保貸付は、返済期日までに完済できるよう返済計画を立てた上で利用する必要があります。

定期預金を解約せず一時的な資金を用意したい専業主婦は、定期預金担保貸付を利用しましょう。

生活に困っていてどうしてもお金が必要なら生活福祉資金貸付制度

生活に困っていて一時的にお金が必要となったときは、生活福祉資金貸付制度の利用を検討しましょう。

生活福祉資金貸付制度は、低所得者や高齢者、障害者の方の生活を支援する公的支援制度の1つです。

生活福祉資金貸付制度には用途別に以下の資金があります。

資金の種類
総合支援資金 生活支援費
  • 生活再建までの間に必要な生活費用
一時生活再建費
  • 生活を再建するために一時的に必要かつ日常生活費で賄うことが困難である費用
  • 就職・転職を前提とした技能習得に要する経費
  • 滞納している公共料金等の立て替え費用
  • 債務整理をするために必要な経費等
福祉費
  • 生業を営むために必要な経費
  • 技能習得に必要な経費及びその期間中の生計を維持するために必要な経費
  • 住宅の増改築、補修等及び公営住宅の譲り受けに必要な経費
  • 福祉用具等の購入に必要な経費
  • 障害者用の自動車の購入に必要な経費
  • 中国残留邦人等に係る国民年金保険料の追納に必要な経費
  • 負傷又は疾病の療養に必要な経費及びその療養期間中の生計を維持するために必要な経費
  • 介護サービス、障害者サービス等を受けるのに必要な経費及び
  • その期間中の生計を維持するために必要な経費
  • 災害を受けたことにより臨時に必要となる経費
  • 冠婚葬祭に必要な経費
  • 住居の移転等、給排水設備等の設置に必要な経費
  • 就職、技能習得等の支度に必要な経費
  • その他日常生活上一時的に必要な経費
緊急小口資金
  • 緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合に貸し付ける少額の費用
教育支援費
  • 低所得世帯に属する者が高等学校、大学又は高等専門学校に修学するために必要な経費
修学支度費
  • 低所得世帯に属する者が高等学校、大学又は高等専門学校への入学に際し必要な経費
不動産担保型生活資金
  • 低所得の高齢者世帯に対し、一定の居住用不動産を担保として生活資金を貸し付ける資金
要保護世帯向け不動産担保型生活資金
  • 要保護の高齢者世帯に対し、一定の居住用不動産を担保として生活資金を貸し付ける資金

引用元:生活福祉資金貸付条件等一覧|厚生労働省

生活福祉資金貸付制度の利用には、以下の対象者の条件を満たす必要があります。

【対象】
必要な資金を他から借りることが困難な「低所得者世帯」
障害者手帳などの交付を受けた人が属する「障害者世帯」
65歳以上の高齢者が属する「高齢者世帯」

引用元:生活にお困りで一時的に資金が必要なかたへ「生活福祉資金貸付制度」があります。|政府広報オンライン

金融機関の審査に通らないほど生活に困窮していれば、制度を利用できる可能性があります。

生活福祉資金貸付制度の相談や申請の窓口は、各都道府県や指定都市の社会福祉協議会です。

社会福祉協議会では、生活状況に適した制度や資金の種類に関するアドバイスを受けられます。

生活福祉資金貸付制度を利用したい人は、最寄りの社会福祉協議会で利用相談をしましょう。

装飾品やブランド品を担保にできるなら質屋を利用する

装飾品やブランド品など担保にできる物品があるなら、質屋を利用してお金を借りる「質入れ」を利用する方法もあります。

質屋は審査なしの即日融資が受けられ、急いで現金が必要なときに適した資金調達方法です。

返済できなかったときは預けた品物が売却されて返済に充てられる仕組みで、利用者の返済能力を確かめる必要がありません。

返済期間内に元利金を返済すれば担保の品物は戻ってきます。

預けられる期間は最大3か月が一般的で、質屋の利用は短期返済の予定が立っているケースで有効な借入方法です。

返済期限内に返済ができないと担保の品の所有権が質屋に移る「質流れ」の状態となります。

一度質流れとなった品物は原則として返却してもらえません。

大切な品物を担保にするなら、返済期日までに確実に返済できるよう返済計画をしっかり立ててから利用しましょう。

専業主婦でお金を借りたい人が気になるよくある質問

お金を借りる方法が知りたい専業主婦が気になる、よくある質問は以下の通りです。

  • 専業主婦でも消費者金融カードローンを利用できますか?
  • 専業主婦が銀行カードローンに申し込むと夫の勤務先に電話がかかってきますか?
  • 専業主婦ですがクレジットカードのキャッシング機能を付帯できますか?

専業主婦でも消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用できるか知りたいとの声も多いです。

銀行カードローンに申し込むと夫の職場に在籍確認の電話がかけられるのか不安といった悩みを抱く人もいます。

分からない点は確認して、不安を解消した上でカードローンに申し込みましょう。

専業主婦でも消費者金融カードローンでお金を借りられますか?

消費者金融カードローンは貸金業法の総量規制の対象となるため、本人に収入のない専業主婦は利用できません。

総量規制とは、貸金業者に対して申込者の年収の3分の1を超える貸付を原則として禁止する規制です。

消費者金融は貸金業者に該当し貸金業法の適用を受けるので、消費者金融カードローンは本人に安定した収入がないと申し込みできません。

総量規制の例外貸付にあたる配偶者貸付制度に対応したカードローンであれば、配偶者に安定収入のある専業主婦が利用できるケースがあります。

配偶者貸付制度は、申込者本人と配偶者の合算年収の3分の1までの借り入れが認められる制度です。

総量規制の例外貸付に該当するので、配偶者貸付制度に対応したカードローンであれば専業主婦でも申し込みできます。

ただし、配偶者貸付制度は以下の理由から実際に利用するのは難しい傾向です。

配偶者の同意書や配偶者の身分を証明する書類の提出が必要
配偶者貸付制度に対応した消費者金融カードローンの数が非常に少ない

配偶者貸付制度は申し込みにあたって必ず配偶者の同意が必要となり、提出すべき書類も多いので手続きのハードルが高いです。

配偶者貸付制度に対応した消費者金融カードローンは非常に少ないので、選択肢が限られるのも利用が難しい原因の1つ。

専業主婦が利用できるカードローンとしては、銀行カードローンの方が申し込みやすいです。

専業主婦が銀行カードローンに申し込むと夫に在籍確認の電話がかかってきますか?

在籍確認は申込者本人に対して行われる調査なので、配偶者である夫の勤務先に電話連絡は実施されません。

専業主婦がカードローンに申し込むと、在籍確認の電話は申込時に申告した連絡先電話番号にかかってきます。

家族にカードローンの利用を極力知られたくない人は、以下の対策を取っておきましょう。

  • 連絡先の番号は自宅の固定電話でなく自分の携帯電話番号を申告する
  • 金融機関に電話の時間指定ができないか相談する

家族が不在の時間帯に自分のスマートフォンで連絡を受けられれば、家族にカードローンの利用を知られるリスクを軽減できます。

専業主婦ですがクレジットカードのキャッシング枠を申し込めますか?

専業主婦は本人に収入がないため、基本的に本人名義のクレジットカードにキャッシング枠を付けることはできません。

本人名義のクレジットカードにキャッシング枠を付けられない理由は、クレジットカードのキャッシング枠は総量規制の対象となるからです。

枠の種類 総量規制
クレジットカードのショッピング枠 総量規制の対象とならない
クレジットカードのキャッシング枠 総量規制の対象となる

専業主婦のキャッシング枠の新規申込に関しては、2010年に6月の改正貸金業法改正以降、基本的にクレジットカード会社が受け付けない方針となっています。

主なカード会社は総量規制を受けて、無収入の専業主婦が新規にカードを作るときは基本的にキャッシング枠を付けない方針。どうしても必要なら夫に本会員としてカードを作ってもらい、その家族カードを発行する(図C、次ページに掲載)。先行して対応している会社もあり、クレディセゾンは2009年6月から、専業主婦がカードを作るときはキャッシング枠を付けていない。

引用元:表クレジットカード 専業主婦の利用に制約も|日本経済新聞 2010年6月2日 7:00

専業主婦がお金を借りるなら、銀行カードローンや配偶者貸付に対応した消費者金融に申し込みましょう。

◾️プロミス
※主婦の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合はお申込み可能です。
※30日間無利息サービス:メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
◾️SMBCモビット※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
◾️レイク※Webで最短15分融資:21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。
※一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
※在籍確認が必要な場合でも、お客様の同意なくお電話いたしません。
▼365日間無利息
※初めてのご契約
※Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方
▼60日間無利息
※初めてのご契約
※Webお申込み、ご契約額が50万円未満の方
▼期間共通
・無利息期間経過後は通常金利適用
・初回契約翌日から無利息適用
・他の無利息商品との併用不可
>貸付条件はこちら
◾️アイフル
※最短18分:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
貸付条件:※定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
収入証明書類:※アイフルの利用限度額が50万円以下、且つ他社を含めた借入総額100万円以下の場合
貸付利率,遅延損害金,契約限度額または貸付金額,返済方式,返済期間・回数,担保・連帯保証人のいずれかを訴求している場合
■商号:アイフル株式会社
■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
■遅延損害金:20.0%(実質年率)
■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
■担保・連帯保証人:不要
◾️アコム
※最短20分:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※24時間最短10秒で振込:金融機関により異なります。
※原則、電話での在籍確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施します。
※実施が必要となる場合でも、お客様の同意を得ずに実施することはありません。
貸し付け条件:20歳以上の安定した収入と返済能力を有する・当社基準を満たす方
◾️au じぶん銀行カードローン
au じぶん銀行公式
◾️楽天銀行スーパーローン
※審査完了までは個人差があります。また土日祝は営業しておりません。
楽天会員ランクに応じて審査優遇:※一部例外あり
◾️ベルーナノーティス
※収入証明書類が必要な場合もございます。(要審査)
※ご提出いただいた書類は返却いたしませんのでご了承ください。
◾️住信SBIネット銀行カードローン
※利用限度額、金利優遇により金利が決定します。金利優遇条件はこちら
◾️三井住友銀行カードローン
※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合があります。
※三井住友銀行の普通預金口座をお持ちでない方、またWEBよりお申込みのお客さまで、本人確認をオンラインで行った場合に限り「カードレス」の選択が可能
※カードレスを選択の場合は(SMBCダイレクト)インターネットによるご利用となり、ATMはご利用いただけません。
◾️みずほ銀行カードローン
※インターネットでお申込の場合、審査の結果によってご利用限度額を決めさせていただきます。
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
※外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。
※審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。
◾️横浜銀行カードローン
※お申込受付時間等により、審査結果のご連絡が翌日より後になる場合があります。
※満 70 歳以降はあらたなお借り入れはできません。ご返済のみのお取り引きとなります。
※イオン銀行、全国の銀行・信用金庫等の提携金融機関ではお借り入れおよび残高照会のみ可能です(ご返済はできません)。
◾️オリックス銀行カードローン
※ご利用条件:以下の条件をすべて満たす方
・お申込み時の年齢が満20歳以上69歳未満の方
・原則、毎月安定した収入のある方
・日本国内にご在住の方(外国籍の方は、永住者または特別永住者の方)
・株式会社ドコモ・ファイナンスまたは新生フィナンシャル株式会社の保証が受けられる方
◾️dスマホローン
<融資時間>
審査:最短即日※1 
融資:最短即日※2 
※1 年末年始を除く。17時までのお申込みに限ります。申込み状況等により、翌営業日以降の審査となる場合がございます。
※2 システムメンテナンス時間はご利用いただけません。振込実施のタイミングはご利用の金融機関により異なります。
※ご契約には所定の審査があります。
※ドコモ回線やその他ドコモサービスのご利用状況に応じて、最大年率3.0%の金利優遇が適用されます。適用条件詳細はこちら
※優遇適用後金利 0.9%~17.9%(実質年率)/基準金利 3.9%~17.9%(実質年率) ドコモ回線などのご利用状況に応じて、最大年率3.0%の金利優遇が適用。適用条件はdスマホローン公式サイトでご確認ください。